10月11日~14日の四日間、皇居勤労奉仕に行ってきました。
皇居の中の草むしりとかお掃除をする、ボランティアワークですね。
平日四日間の日程、15名以上の団体、身分証明書の提出、年齢制限と、参加のハードルがあるものの、毎週全国からたくさんの方が勤労奉仕にいらしています。
一般公開されていないエリアを、職員さんに案内していただきながら歩いて行って、目的地に着いたらご奉仕活動。
車で移動するレベルの広さなので、めちゃくちゃ歩きます。
でも説明してくださるので面白かったです。ここが天皇陛下の田植えする田んぼですよとか。観光気分。
四日間のうちの一日は赤坂御苑です。
天皇皇后両陛下、皇太子殿下との「ご会釈」というセレモニーもあります。
間近でお会いできて、団長と言葉を交わしてくださり、万歳三唱します。
お見えになった瞬間にその部屋全体、その場全体の空気が変わる。
泣き出す方が何人もいらっしゃるほど。
存在そのもののエネルギーを強く感じました。
なさることだけでなく、存在そのもの、生きていることそのものがご公務なのだと感じました。
そんな在り方は、それはもう特別な、並の人にはないエネルギーですよね。
けれどもしかしたら、宇宙レベルで考えたら、私たちひとりひとりみんな、もっと小さな範囲かも知れないけれど、生きていることそのものが“公のお仕事”なのかもしれませんね。
賜物(たまわりもの)の落雁。
かわいい!
すごくおいしかったです。
岐阜県からお越しの団体と行程をともにしたのですが、宿泊費や飲食費、交通費を考えると、東京に住んでいる私とは比べものにならないほどの一大イベントなんですよね。
かなりの経費をかけて、ボランティアの労働にいらっしゃる。
それにもかかわらず、「こんなところをお掃除させてくださってありがとう」とおっしゃる。
しかもとても楽しそうに草むしりして・・・。
その姿勢、お心の美しさに、とても感動しました。
仕事って本来こういうふうに喜びのはずだよなって。
人はもともと誰かの役に立ちたいんだよなって。
そんなことも思いました。
お土産の数々。菊の御紋のお菓子たち。
売店があって、お弁当休憩のときにお土産が買えるの。
お酒やワインも。他にもいろいろグッズありました。
朝7時半集合で16時前には解散でしたが、もう毎朝間に合うように行くのに必死でした(笑)
でもとても楽しかったです。すてきなご縁もいただきました。
貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。